事務所Blog

2019年7月29日 月曜日

生前贈与で節税を!

    孫が大学に行くための費用を出してやりたいのだが、贈与ということで税金のことを心配しなければならないのでしょうか。という相談がありました。
 父母や祖父母みたいに扶養義務のある人が子や孫に生活費や教育費を払うのなら、そもそも税金はかからないのですよ。と話をしました。
 生活費や教育費等、使う時に払ってあげるものでなくても、1人(もらう人1人ごと)につき毎年110万円までの贈与なら非課税です。つまり毎年110万円ずつあげれば税金を払わずに財産を引き継げるわけです。
 110万円ずつの連年贈与では何年贈与できるか心配だという方には「教育資金の一括贈与」とか「結婚・子育て資金の一括贈与」「住宅取得等資金の贈与」等の特例は使えないかを一緒に考えさせていただいています。
 相続対策で贈与する場合、自分に必要な老後資金を差し引いて贈与額を決め、それをどのような型で贈与すれば効果的な対策になるかが大事です。
 贈与税がかからなくても、現金で渡さずに口座に振り込んだり、双方が署名した契約書をその都度きちんと書いたりして贈与の証拠を残すことも大事です。そうしないと後々の税務調査で贈与した資産を相続財産と判断されてしまうこともあります。
 私どもの事務所では、それぞれの方のお話を充分お聞きし、その方にあった相続対策を考え、後々調査等で問題にならない方法を考えさせていただいています。
何でもご相談下さい。


税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘

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2019年7月22日 月曜日

「相続登記」義務化する方針とのこと

    何世代にもわたって相続登記が先送りされた結果、所有者を特定できない土地や家屋が全国で増えていて、その面積を合計すると九州を上回るとの試算もあるそうです。
 その所有者不明の土地・家屋の増加を防ぐのが狙いらしいですが、政府が「相続登記」を来年の法改正により義務化する方針だとの新聞記事を読みました。
 親が亡くなり、その土地や建物を子供が相続した場合、法務局に申請し、不動産登記簿上の名義を書き換えます。しかし現在は法的義務がなく申請期限もありません。地方にあり資産価値が低い不動産などは親から引き継いでも名義を変えずに放置する人がいます。登記費用や登録免許税、固定資産税などの負担を嫌って登記を怠る例が多いと言われています。
 それだけではありません。不動産登記のための書類が多すぎるのです。亡くなられた方の出生から死亡までの連続した戸籍謄本、住民票除票、相続人全員の戸籍謄本、住民票、印鑑証明書、遺産分割協議書、対象不動産の登記簿謄本、固定資産評価証明書等そろえるのが大変なため、登記がされていない場合も多いと思います。
 とくに遺産分割がきちんとされず(不動産登記がされず)に何代も未登記のままになってしまっている例もあります。私は長崎県の壱岐(玄界灘の孤島、壱岐島)の出身ですが、島に田畑や山林を少しですが所有しています。今は使ってもらえる方もなく、荒れ放題ですが、固定資産税だけは払い続けています。その中に、登記が54年前に亡くなった祖母の名義のままになっているものもあります。祖母は10人もの子供があったし、現在の相続人は何人になるのだろうと想像すると、遺産分割協議書を作る意欲がわきません。
 未登記の所有者不明土地と言われているものの中にもこのような土地もあるのではないでしょうか。 
 たとえば、固定資産税を20年以上払い続けている人は所有者とみなす等、簡易な所有者認定で登記ができるようになれば、不動産登記も進むだろうになと考えたりしています。
「相続登記」義務化の記事を見て、自分のことを考えてしまいました。

税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘

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2019年7月16日 火曜日

ふるさとを同じくする人の会に参加して

    私は長崎県壱岐(福岡の北方にある玄界難の孤島壱岐島)の出身ですが、先日7月7日に関西にいる壱岐出身者で創っている" 関西壱岐の会 "という会で年1回行う集い(総会および懇親会)に参加してきました。私もその会の理事の一人として長年かかわっているものですからその日も朝早くから準備にたずさわらせていただきました。郷里壱岐からも市長等郷里の名士もお迎えし会員200名余の集いとなりました。
 集まった人たちとなつかしい話しを郷里のことばで語り合う時間はとても楽しい時間でした。皆、楽しい語りの中にも" 郷里に帰りたい、不便な地でもあんなすばらしい地に "という思いを胸に持ちながらの語り合いでした。
 私の隣の席の方からは「 いま自分は大阪で仕事を持ち、子供、孫達もこちらで生活しているので生きている間は壱岐に帰るというわけにはいかないと思う。しかし自分が死んだら郷里の墓に入れてもらおうと思っている。最近そういう話を妻にしたら『 子供や孫が大阪に住み、仕事を持っているのに、私は壱岐のお墓に入るのはいやよ 』と言われてしまった。家内とは仲良く次の世も一緒にと思っていただけにショックです。」といったお話を聞きました。
 私は郷里壱岐の先祖の墓(霊)を奈良の地に移っていただこうと準備しているところだけに心を痛くしました。
 私どもの事務所に来られる方には、相続税の節税対策、将来の遺産分割対策、納税資金対策等の相談が多いのは当然ですが、お墓のこと、相続してもらえる人がいないということ等色々な悩みを聞かせていただくことも多いです。
一緒に考えさせていただいています。何でもご相談下さい。


税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘

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