事務所Blog

2019年4月22日 月曜日

相続時精算課税制度の活用も

 父が、所有している非上場株式とマンションを自分にくれると言ってくれているのですが、将来父が亡くなった時に他の相続人が納得してくれるかが心配です。ということで相談に来られました。
 まず、遺言書を書いてもらうことを提案したのですが、他の財産のこともあるので遺言書を書いてもらうということは出来ませんでした。ただ、株式とマンションの名義はすぐにでもあなたの名義にしていいよということだったのですが、どうしたらいいのでしょう。という相談が再度ありました。
 通常の贈与でその株式とマンションをもらうと、多額の贈与税を払わなくてはならなくなるので" 相続時精算課税 "の利用を提案しました。
 " 相続時精算課税 "とは、60才以上の父母、祖父母から、20才以上の子・孫への贈与が対象です。贈与する財産の種類、金額、回数に制限はありません。累計2,500万円までは贈与税は0円、2,500万円を控除した後の金額に一律20%が課税されます。相続時にこの贈与財産を相続財産に合算して相続税を計算し、その相続税額からすでに支払ったこの制度利用の贈与税を控除します。控除しきれない場合には、還付を受けることになります。なお、相続財産と合算する贈与財産の価額は贈与時の時価です。したがって、時価が大きく値上がりしそうな財産についてこの" 相続時精算課税 "の制度を利用して相続税対策をすることも多いです。
 私どもの会計事務所ではお困りの案件を一緒に考え工夫し、また相続税対策になるものはないか等も一緒に考えさせていただいています。
 何でもご相談ください。

税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘

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2019年4月15日 月曜日

大事な財産を残すために必至の工夫を

 所有不動産は明治20年にできた登記制度で所有が国に登録されていますが、マイナンバー制度での活用がどんどんされていき、預金や株などの資産もガラス張りにされ、その所有が全て国に把握されていくようになってきました。
 相続税は累進課税で、資産家ほど税金は高くなります。日本政府の借金は1,100兆円とされるなか、資産家への課税はますます強化されるのではないかと感じています。これから、ご先祖様から引き継いできた財産、自分が必死に働き貯えてきた財産を次の世代へ残すには、相続税の節税が絶対条件になると思います。
 まず、資産の現預金と不動産を分けて考えてみましょう。現預金で最低限必要なのは老後の生活費です。人生100年時代、長生きしたときに困らない生活費は持っておきたいですね。次に納税資金。納税のためにと残した資金も相続財産として残すと、それ自体に相続税がかかるので、非課税制度を活用し、生前に現預金を移しておきます。たとえば、1人につき毎年110万円までの贈与、生命保険(法定相続人の数×500万円)の活用などがあります。
 不動産は活用の仕方次第で相続税を激減できます。投資する金額と相続税評価との差が大きいので、それを活用するのです。不動産投資をする時は、自分はいくら投資するのか、相続税がいくら節税できるのかを充分に考えて行う必要があります。「小規模宅地の特例」が活用できないかなども充分に考えていきたいです。
 不動産を活用すると節税効果は大きいですが、不動産投資のリスクも充分に考慮する必要があります。例えば賃貸アパートを建てるのでしたら入居率が安定して見込める駅近での建設を考える。それ以外にも相続税の節税対策に使える特例は色々とあります。私どもの会計事務所では相続税の節税を最大限に考え、相談に来て下さった人にあった方法を一緒に考えて、一番いい方法・対策を提案・実行していくようにしています。
何でもご相談ください。


税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘

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2019年4月 8日 月曜日

空き家活用へ取引促す

    空き家を有効活用する事業に乗り出す企業が増えているという新聞記事を目にして嬉しく思っています。空き家の物件情報をまとめたデータベースの作成や、売り手と買い手のマッチングサービスを通じて取引を促す等の仕事が業になりつつあるそうです。
 空き家の物件情報をまとめて住宅の改修事業者などに提供し、改修事業者が所有者と接触して改修後は賃貸用住宅や民泊用施設として活用される例が多いということです。
 ただ、このような空き家活用が可能なのは都市部の空き家です。人口減少の激しい田舎の町で増え続ける空き家には、対応出来るものだろうかと心配しています。私は玄界灘の孤島壱岐の島(長崎県に属してます)の出身です。私がいたころは人口5万人と言われた島でしたが、現在は2万7,000人を割っているそうです。空き家が多く点在しています。移住者を奨励する施策も色々とされているようですが人口の減少は毎年続いているようです。人口減少が続くかぎり空き家は増えていきます。
 私も島に空き家にしてしまった家を所有していました。空き家にするとどんどんみすぼらしい家になっていきます。島で嫁いだ妹が「あの家が自分の実家だと皆に言われるのがつらい。」と嘆くのを聞いて、10年以上前に取り壊しました。空き家の管理の心配はしなくてよいようになりました。
 奈良の地でも「子供が帰ってきて住んでくれるか心配している」というような相談を受けることがあります。奈良の地が住むのに" すばらしい地 "であると思ってもらえるよう、子供さん、お孫さんをお正月やお祭りの時などに奈良の家に歓迎してあげてください。と話をしています。
 私どもの事務所では、税金の節税対策を考えさせていただくのはもちろん、それ以外の色々な心配、悩み等も一緒に考えさせていただいてます。何でもご相談ください。


税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘

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