事務所Blog

2018年10月29日 月曜日

不動産活用で節税の効果も

    今回は不動産を活用した相続税対策を考えてみます。不動産の「相続税評価額」は「時価」より低く、不動産を上手く活用すれば相続税を減らすことが出来ます。
 相続税は亡くなられた方の財産を時価で評価して計算することになっています。この場合の時価ですが宅地は時価の約8割、建物は時価の5~7割程度になっているのです。「自分たち夫婦の終の住みかを買う」とか「子供のマイホームを生前に親名義で買い、子供が無償で住む」といった実需のある不動産購入は相続税対策にもなります。
    不動産を人に貸せば、持ち主の権利が制限される分、評価額はもっと下がります。また貸付事業用の土地には「小規模宅地等の特例」も使え、上限200㎡までさらに評価額を5割引きに出来ます。
    このような不動産貸付業にはリスクも伴います。借りてくれる人がいない場合も考えなければならないし、賃貸料が下がることもあるでしょう。災害の心配もあります。このようなリスクに対する対策をとれるものは充分に取っていく、地道な経営努力も必要になります。
     私どもの会計事務所では、ご相談に来られた方の思い、財産状況、家族状況等も充分にお聞きして、それぞれの方にあった節税対策を一緒に考えさせていただいています何でもご相談ください。

税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘

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2018年10月22日 月曜日

"老後に備えて"ということも大事に

 人生100年時代という言葉が話題によくなっています。長寿は大変おめでたいことですが、長くなる老後はこれまで以上に多くの資金を蓄えておくことが必要になってきます。このことが相続対策をするときに考慮しておかねばならない大事なこととなっています。
 先日も、相続税対策として贈与税の非課税枠(年110万円)を利用して、一人娘に娘夫婦が住んでいる宅地を毎年少しづつ贈与していきたいという相談がありました。不動産を連年、長い年をかけて贈与するということは不動産登記関係の費用等の負担も大きくなることだし御所有の現預金の贈与は考えられませんか。ということに対して、自分達夫婦の老後のことを考えると現預金は減らしたくないという意向でした。その意向を聞いて本当に税金対策だけではないなあと思いました。
 何歳まで生きられるかは誰にもわかりません。病気への備えや家の修繕などの特別の支出もあるかもしれません。介護などにかかる費用等もあるかもしれませんので老後にいくら必要かは本当に不明確です。
 私どもの会計事務所では、相談くださるそれぞれの方の思い、財産状況、家族関係等も充分にお聞きしてその方にあった最大限の節税ができるように一緒に考えていくようにしています。何なりとご相談下さい。

税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘

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2018年10月15日 月曜日

空き家を相続したら・・・特例措置を利用して売却も

    父が亡くなった後、母が一人で住んでいた家を相続しました。自分は東京に嫁いで住んでいます。母が一人で永く暮らしていた家だし、自分も高校卒業まで住んでいた思い出のつまった家なので、子供を連れて夏休み等に遊び行く場所として残しておきたいと思っていました。
 ところが、空き家になってしまった家の維持管理の大変さを感じています。固定資産税の負担も大変です。台風や大雨の後の片付けも大変でした。庭の草取り、植木の剪定等、維持管理を考えると思い出だけでは持っておられないなぁと感じています。という相談でした。
 奈良は住むのに本当にいい土地ですが、家族のどなたも奈良に帰ってきて住めないということでしたら空き家になっている家屋敷の売却も一つの選択となるのでしょうね。と話をさせていただきました。
 このように一人で住んでおられた家とその敷地、または家の取壊し後の敷地を2019年12月31日までに売却した場合、一定の要件を満たすものであれば、譲渡所得から最高3,000万円を特別控除する制度があります。適用されるための要件は次の通りです。

(1)1981年(昭和56年)5月31日以前に建築された家屋である。
(2)相続開始直前において被相続人が単独で居住していた家屋である。
(3)譲渡の際に耐震リフォームなどを施すか、売るまでに家屋を取り壊し、相続後、住んだり貸したりしていないこと。
(4)譲渡価格は1億円を超えないこと。
(5)相続日から3年を経過する日の属する12月31日までに譲渡すること。
(6)2019年12月31日までに譲渡すること。
(7)区分所有建物登記がされている建物でないこと。

私どもの事務所では、ご相談下さる方の思いを充分にお聞きして、その方に合った最善の方法を一緒に考えさせていただくようにしています。何なりとご相談ください。


税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘

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