事務所Blog

2015年11月30日 月曜日

大切な財産を家族みんなで次世代につなぐため

  今年から相続税の基礎控除が4割縮減されたことによる影響でしょうか、最近、相続が始まってすぐの「相続申告手続きは何から始めたらいいでしょうか」という相談が多いです。
  相続が始まってからの大まかな流れは、まず遺言書の有無を確認し、有ればそれによりますし、無ければ民法の規定による相続人を確定します。
  亡くなられてから4ヶ月以内に準確定申告が必要です。
  遺言書が無い場合には、相続人全員での遺産分割協議を経て、その遺産分割協議書の写しを添付して10ヶ月以内に相続税の申告・納付(現金が原則)となります。
  この申告期限までに遺産分割が出来ない場合は"配偶者には課税価額が1億6,000万円までか配偶者の法定相続分相当額までであれば相続税はかからない"という制度が利用出来ません。また"小規模宅地等の特例(80%減額)"なども使えなくなり、一旦多額の納税をしなければならなくなってしまいます。従って、揉めない揉めさせないことが大事です。
  申告期限まで10ヶ月もあるといっても、自分を中心とした相続を経験したことのある人は少ないです。相続発生時には、相続の税務申告以外にも初めてすることがたくさんあります。この遺産分割協議というのが負担になることが多いです。
  あとに残る奥様や子供達が遺産分割協議という大変な作業に悩むことのないように
  "遺言"をしておくことも大事なことだと思います。
  相続のこと、遺言のこと、何なりとご相談ください。

税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘

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2015年11月24日 火曜日

相続は財産を引継ぐだけではない

  祖母の50年の霊祭で郷里 壱岐に帰ってきました。山も川も海も50年前と変わりなく静かに私を迎えてくれました。
 ただ田畑は荒れ放題になっている所が多く見られました。先週このブログで耕作放棄地のことを書いたところでしたので、書いた通りのことが確認できたなぁと思いました。
 祖母が、私たち孫の労力も使いながら必死に守ろうとした田んぼや畑が荒れ放題で、誰にも手をつけてもらえずに静かに眠っていました。牛の餌になる草でも植えてもらえないかと思いましたが、それもかないそうにありませんでした。
 この田畑、山林等、先祖から引継いだので、私の物として管理はしているが、誰か使ってくれる人があったら使ってもらいたいぐらいです。それを、固定資産税を1.8倍にするとか相続税の評価を上げるとかになると、嫌になってくるなぁ!と思ってしまいます。
それでも郷里があるということは嬉しいですね。祖母の50年祭をするといって案内をすると、遠く離れてしまった祖母の孫たち(私の従兄弟)がたくさん集まってくれて、懐かしく話をすることが出来ました。
 先祖が残してくれたものは田畑、山林だけではなく、懐かしく会え昔のことを懐かしく話の出来る一族もなんだなぁ!と改めて感じました。
 相続とは財産を引継ぐだけではなく、愛する家族が争ったりしないで仲良く幸せに暮らせるように考えることも大事なことですね。

税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘

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2015年11月16日 月曜日

耕作放棄地 課税1.8倍にする検討がされている

   農林水産・総務の両省で耕作放棄地の固定資産税を1.8倍に引き上げるという検討に入ったそうである。税金が安いから放棄地のままで農地を所有する持ち主が多く、やる気のある農家に農地が渡らないという理由だそうです。
 税金が安いから放棄地になっていると言えるのでしょうか。少し田舎に行けば買ってくれる人がいるのならいくらでも譲りたい、農地として利用してくれる人がいればタダでも使ってほしい、歳をとったら草をとったり雑草の生い茂ったりしたものを切ったりする管理が大変、と嘆いている人は多いのです。
 戦後、農業が大変だったので家の農業を継がずに都会へ働きに出て行った人も多く、また家の農業を継いだ人も、その子供は継いでくれないということで耕作放棄地になってしまっている所が多いと思います。
 農業をしてくれる人がいないのです。この70年間、農業が他の産業より魅力のあるものにならなかったから耕作放棄地が出来てしまったのです。
 税金が安いので耕作放棄地のままになっている所などは、日本の農地で耕作できていない所のごくごく一部ではないでしょうか。
 ところが放棄地を巡っては固定資産税に限らず、相続税が安いことも塩漬けの一因だとして相続税の課税強化も今後の課題になるとの見方もあるそうです。
 実情をもっと知ってほしいと嘆いても仕方がないですね。新しい税制が出来るのであれば、その税金負担を少しでも少なくすることを考えるのが私ども会計事務所の役割であると考えています。何なりとご相談ください。ご一緒に考えていきましょう。

税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘

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