事務所Blog

2015年6月29日 月曜日

中小企業の税制優遇基準「資本金1億円」が見直しされるようです

   いま、法人の税制では資本金1億円以下の企業を中小企業として税金を優遇しています。所得800万円までの部分に15%の軽減税率(それ以上の所得、大企業の所得については25.5%)が適用されています。これ以外でも、この資本金1億円以下の中小企業には、赤字でも課税される外形標準課税はかからない。貸倒引当金を損金算入出来るほか、欠損金の繰越控除も大企業より有利になっています。
 この制度は、本来は体力のない中小企業を守り、育成していこうというものであったのだが、年間売上高が1千億円以上もあるような企業が資本金を1億円にして優遇を受けることがある。シャープも一時、資本金1億円の減資を検討しているという報道がされていました(シャープは資本金5億円に減資ということになるそうです)。本来の目的と違うといっても、そういう制度がある以上、少しでも経済効率のいいものがあれば、それを活用して行こうとするのが経済人の常のように思えてしまいます。
 戦後70年の税制がここにきて色々と大きく変わろうとしています。私たち税に関わるものとして、これらの税制の改正動向を逸早く掴み、きちっと提案していくことが大事だと思っています。
 特に相続対策等の相談は実際の税金が発生するのは何年も先になることの相談を今受けて節税の対策をしていくわけですから、将来の税制とか社会情勢とかも見据えていく必要があります。一緒に考えさせていただきます。

税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘
 

記事URL

2015年6月22日 月曜日

耕作放棄地に増税の方向

   農地集約を狙って耕作放棄地への課税強化をするという記事を見て憤りをを感じています。
  私は長崎県の壱岐という島の出身ですが、その島で戦後70年専業農家として働き続けてきたおばあちゃんが「終戦後食料事情が厳しいので米を増産するように言われて農協から借金をして畑を田んぼにして米を作るようにしたら、日本人の主食の習慣が変わってきて米を作りすぎるとなってくる。みかんを作るようにと言われてみかんの木を植え、やっとみかんが採れるようになると過剰となり生産を調整するように言われる。牛を飼うように言われ、牛を育てるようにしたら、輸入関税の引下げで海外の肉との競争が厳しくなる。やはり昔からやっていた米作りしかないかと思うと、米が政府の倉庫に入りきらないほど生産過剰になっているので米は作っちゃいかんと言われて今は田んぼが荒地になってしまっている。国から言われる通りにやってきたが全て騙されているような気がする。と言って嘆かれていた。
 耕作放棄地が所有者の身勝手な管理の仕方の結果のように言われるのには私も腹が立つ思いです。それでも制度として課税強化がされるとなったら、その課税の負担を少しでも少なくしていく方法を考えて土地所有の方の手助けをするのが私どもの役目であると思っています。

税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘
 

記事URL

2015年6月15日 月曜日

孫、ひ孫の代までのことを考えての相続対策

   今年1月から相続税の基礎控除額が従来の6割に縮小され、今まで相続税に関心のなかった人でも将来の相続税が心配になり、相談に来られることが増えています。
 路線価の高いところに自宅や土地を持っている方や、最近値上がりし続けている株式を保有している人なども心配されているようです。
 相続対策で考えなければならないことには、自分がなくなった後に親族の間で争いが起きないように考える①遺産分割対策、亡くなって10ヶ月以内に払わなければならない②納税資金対策、2次相続3次相続まで考えた③節税対策があります。
   それぞれの方の状況をよくお聞きして、孫、ひ孫の代までのことを考えながら相続対策を提案し一緒に考えさせていただきたいと思います。

 
税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘

記事URL

カテゴリ一覧

カレンダー

2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
アクセス


大きな地図で見る
税理士法人 野口会計事務所
■住所:奈良市高天町21-2 野口高天ビル
■電話:0742-26-1126
■FAX:0742-26-1127
■営業時間:9:00~17:30
■定休日:土・日・祝日 年始年末

お問い合わせ 詳しくはこちら