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2018年6月 4日 月曜日

" 負動産 "と言われる不動産

 不動産のことを"負動産"と表現して土地・建物等が所有する人にとって価値のないものになっている。価値がないだけでなく、負担が大きいというマイナスの資産であるという意味で使われており、最近新聞等でも色々と記事になっています。
 最近関わらせて頂いた相続で、九州のある都市にある不動産について誰も相続したくないということで未分割での相続申告になってしまいました。取得しても売れそうにもない。不動産として活用の方法も考えられない。管理費用、固定資産税は毎年かかってくる。未分割でも相続税負担はあるのですからまさに"負動産"なのです。
 土地の放棄制度が検討されているようです。政府は土地の所有権を放棄したい時に放棄出来る制度の検討を始めたということです。そこでは廃棄物処理のように、土地所有者が一定額を納めれば放棄出来る仕組みが検討されているそうです。
 不動産を"相続したくない""いらなくなった土地を無償でも手放したい"という人は少なくないかもしれませんが、所有者に費用負担を求めるような放棄ルールを作っても活用されるのは難しいのではないでしょうか。
 地方の人口減少地域でも土地の活用出来る方法を考えるのが大事だと思います。農業の振興、林業の振興、観光の活用等で地方の不動産を魅力ある不動産に出来ないかと思ったりしています。奈良県でも県の南部地域では人口減少等心配されている地域もありますが、それぞれの地域でその町の振興策が必死にされているようです。"吉野の銘木を輸出に活路"という努力もされているようです。
 私は長崎県にある壱岐という島の出身です。まさに"負の遺産"と言われている田、畑、山林(宅地もありますが荒れ放題)を所有する一人です。地元では色々と工夫をして産業振興に・人口減少回避対策にと当たってくださっています。田畑や山林をほったらかしにして出てきてしまっていることを申し訳なく思っています。相続の仕事に関係してこのようなことを色々と思ったりしています。

税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘


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